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ムーディーを moodyにすると誤訳です!

こんにちは。橋本です。
 
先日、「ボリューミー」は英語ではないという
お話をしました。

「ボリューミー」は英語ではない〜TOEIC対策の話


 
今日は、「ムーディー」のお話をしたいと思います。
この話の流れで、「あ、ムーディーは英語ではないのか」 と
想像されている方もいるかもしれません。
 
ムーディー (moody)は英語にあります。
ただ、意味が全く違います!
 
日本語の「ムーディー」
「ある雰囲気にあふれているさま。
ムードのあるさま。」
という意味です。
ちょっと暗くてオトナな雰囲気の
イメージでしょうか。
 
カタカナの「ムード」は
「雰囲気」ととらえているのですが、
「雰囲気」のもつ意味の中でも
「周囲に感じさせる特別な気分」をさしています。
 
日本語の「ムーディー」「雰囲気のある」というのは、
お店でいえば、照明を少し落としてある、
落ち着いた雰囲気のデートに合うような
レストランやバーがイメージされます。
 
カタカナを使うと、何か特別なものになって
しまうというカタカナ語マジックです。
(レストランもその一つだと思います。)
 
英語の moodの意味は、
「気分」「気持ち」という意味です。
feeling に近いです。
 
例えば、
in the mood  for  —   「〜したい気分」
I am not in the mood for shopping.
(買い物したい気分ではない。)
になります。
 
「不機嫌」という意味にもなります。
in a mood   では、「機嫌が悪い」となります。
He is in a mood. と言われている人には
近づかない方がいいです(笑)
 
いい気分の時は、goodをつけなければなりません。
in a good mood   気分がいい
 
moodymoodの形容詞ですから、
mood の意味をそのまま持ちます。
moody は人に対して使うと、
「不機嫌な」annoyed, unhappy とか、
「気分が上下しやすい」temperamental
という意味になります。
moody な典型例は teenager (ティーネイジャー)
でしょうか。
 
場所や音楽などを修飾する場合は、
「悲しみや孤独を感じさせる」
という意味になります。
 
moody jazz music であれば、
情緒的な、寂しげな音楽となるので、
この組み合わせは「あり」です。
 
a moody restaurantは、
雰囲気のある素敵なレストランではなく、
「寂しげな」あるいは「(店員が)不機嫌な」レストラン
になってしまいます。
レストランやバーの形容詞として使われません。
 
ムーディーなレストランは、
デートする雰囲気があるので、
romanticを使って、
a restaurant with a romantic mood
とするとよいと思います。
 
mood の代わりにatmosphere(雰囲気)
使えます。
 
単純にいい雰囲気ということであれば、
The restaurant has a good atmosphere.
とも表現できます。
 
ムーディー=moodyとできないことを
覚えておいてくださいね!
 
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