こんにちは。橋本です。
今年のNHKテレビ小説「エール」は、
作曲家・古山裕一とその妻が、
戦争で傷ついた人々の心を
音楽の力で勇気づける物語
人々を「応援する」ドラマということで、
タイトル「エール」がつけられていると
思います。
「エール」の元になった言葉は、
英語の yell だそうです。
yellは「学生の対抗試合などで応援するために
発する声をそろえての喚声」という意味があります。
ただ、発音はイェルに近く、
「エール」とはかなり遠い・・・
かつ、yellは「大声を出す」ともすれば
「怒鳴っている」イメージ。
Don’t yell at me.
(怒鳴らないで)
You don’t have to yell. I can hear you.
(大きな声出さなくていいよ。聞こえてるから。)
yell は、確かに「大きな声を出す」という
意味なのですが「怒鳴る」イメージなんです。
yellの「応援の時の掛け声」という意味は、
スポーツの試合という特定の場面でしか使われません。
yell自身には、精神的、気持ちとして「応援」や
「応援する」というときには使いません。
なので、英会話では、仕事などを頑張っている人に
「エールを送る」で、yell を使っても
通じないです・・・
むしろ、怒って怒鳴っているとも
とられかねないです。
「エールを送る」というとき、
実際に「掛け声をかけている」わけではなく、
比喩表現の場合、英語にするときは
その時の状況に合う具体的な表現に変えなければ
なりません。
「頑張って」が一つの言葉で言い表せないのと
同じ感じです。
こちらもどうぞお読みください
↓ ↓ ↓
wish +人 + the best (幸運を祈る)が
その一つかなあと思います。
応援したいとき、励ましたいときに使う
”I wish you all the best.”
He wished the actress the best.
(彼はその女優にエールを送った)
エールを送るが「支持を表明する」
expressed support for —
という場合もあると思います。
今日のまとめです。
エールの元は yellであるものの、
「応援」という意味で使われるのは
スポーツなどの特定の場面だけ。
精神的な励ましという意味「エール」で使うときは、
wish — the bestなど別の表現を使いましょう!
ちなみに、google 翻訳で「エールを送る」を
調べると send ale と出てきます。
「ビールのエールを送る」となるのでご注意を!
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