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こんにちは。橋本です。

 

前置詞の使い分け。
よくわからないなあという方
多いと思います。

 

前置詞は、名詞の前におかれ、
名詞とくっついて使うという意味では、
日本語の助詞のようなものですが、

 

実際は、各助詞に対する前置詞が
一つに定まっておらず、日本人学習者は
その使い分けに苦労します。

 

例えば、どちらも「〜に」と訳される
inon ですが、
状況に応じて使い分けがされています。

 

ネイティブスピーカーは

各前置詞が持つコアイメージによって

使い分けをしています。

 

inとonのコアイメージは、

in  は「内部感覚」

on は「接触している」

です。

この違いが表れている例をお話します。

 

「乗り物に乗車する、乗る」というとき、
基本的に、get onを使います。

 

飛行機、船、電車、バスなどは
get onを使います。
get on a plane/ a ship/ a train/ a bus

 

でも、車(乗用車)に乗るときは
get in a car となります。

 

同じ車にもかかわらず、バスと乗用車では
前置詞が異なります!

 

これは、英語の世界で、
その乗り物に対するイメージが影響しています。

 

飛行機、船、電車、バスは、
輸送の板の上に乗る感じなので、
on を使います。

 

ちなみに、これらの乗り物に「搭乗する」ことを
boardと言いますが、
boardは板という意味もありますね。

 

一方、「乗用車」は、
ネイティブスピーカーにとって、
板の上に乗っているというより、
車内空間の中にいる感覚があるので、
内部空間にいることを表すin が使われます。

 

バスよりも部屋や家にいる感覚に近いのだと
思います。

 

乗車しているというより、
バスや電車の車内にいることを表すときには。
in the bus /trainと表すこともあります。

 

決まった言い回し、慣用的な表現も多いので、
すべてが論理的に説明できるわけではありませんが、
inonの使い分けのポイントは、
「区切られた空間の中にいるイメージ」か、
「何かの上にのっかっている
(くっついている)イメージ」の
違いです。

 

inとonの使い分けの参考になれば幸いです。

 

 


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