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英検準2級の二次試験である
面接試験合格のコツについて
書きたいと思います。

 

英検準2級の問題には、
イラストに書かれている人たちが
何をしているかを英語で描写するという問題があります。
No.2、3の問題です。
私のレッスンで絶対マストで、最初にできるように
するのが

イラストAの5人(組)の描写を完璧にする

ということです。

 

その理由は2つで、
1番目は、
基本動詞を使えばよく、時制は現在進行、
答え方の英文も決まっており比較的取り組みやすいから。

 

抽象的であったり、概念的な言葉は覚えにくいですよね。
一方、絵に描ける動作というのは限られており、
イラストの中の人たちは奇抜なことはしません(笑)
日常でよくある動作ですので、覚えやすいです。

 

2番目は、
面接官に「できる」印象を与えるというもの。

 

1番目の理由にあるように、使う語句が限られていることから
準備・練習をすれば答えられます。

 

ここがすらすらできると、
「お、この人は準備しており、ある程度答えが返ってくるな」
と想像させます。

 

もちろん、この時の問題の出来が
後の問題に加算されることはありません。
客観的に評価されるとはいえ、無意識のうちに
「返答がきちっと返ってくるのではないか、
コミュニケーションしやすいな」という印象は、
悪いものではないと思います。

 

このNo.2の問題で受験者が意外と戸惑ったり、
間違っている描写が「〜を持って運んでいる」です。

模範回答は、(持っている人が男性であれば)
A man is carrying a chair.
となります。

悪いことはいいません。
carryは絶対に覚えておいてください!!

ただ、carry (運ぶ)が思いつかない場合も
あると思います。

絵にあった描写であれば
模範回答でなくても構いません。

 

「男性が椅子を運んでいる」様子は、
「男性が椅子を持っている」とも言えるので、
hold「握る、持つ」を使って
A man holding a chair. ならばOKです。

 

carryが思いつかないとき、
答えがちなのが、 have a chair.です。

 

have はどうかというと、
haveは自分の意思に関わらず
自然に持っている状態で、
持つことに努力や労力が感じさせません。

 

一方、holdは自分から「持とう」と思って、
持っている、持つことに努力や労力が感じられる
動作です。

 

椅子を持ち上げている状態は、
労力をかけています。

 

なので、ここではholdを現在進行にした、
A man is holding a chair.
がより適切な描写ということになります。

 

(もちろん、実生活においては、
どちらも使えるシチュエーションがあります。)

 

よくある誤りが、
A man is having a chair. です。

 

これはその絵の描写としては誤りです!

 

まず、haveは「持っている」という意味がありますが、
状態を表す動詞で進行時制にしません。

 

haveには「食べる」という意味もあり、
「食べる」は動作なので進行時制にすることが
できます。

 

なので、A man is having a chair. では
「男性が椅子を食べている」という意味に
なってしまいます。
ありえない状況ですよね(笑)

 

英検の対策だからという理由のみならず、
英語の正しいフレーズとして、
「持っている」という意味での
having + 物体 はNGだと思っておいてください。
(もちろん、楽しんでいるということで
I’m having a good time. は問題ないです!!)

 

《まとめ》

日本語で「持っている」というとき、
haveは労力を使わず持っているときに使う。
進行時制にしない。

・「 運んでいる」なら、be carryingを使う。

・「握っている、抱えている」ならbe holding を使う。

 

準2級二次試験を控えている方の参考になれば
幸いです。

 

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