こんにちは。橋本です。
新型コロナ関連のニュースについては
WHO(世界保健機構)の出している毎日のレポートを
チェックしています。
Coronavirus disease (COVID-2019) situation reports
もちろん日本のニュースも
WHO等の発表内容をふまえた
内容になっており、
すでに見聞きしているものもあります。
ただ、どうしても
世界の様子についての報道は少ないですし、
ともすれば偏ってしまいがちです。
元データを見る、情報源を見ることは
自分として客観的に理解するのに
必要なことだと思い、
目下の習慣にしております。
WHOの発表のスピードは他のメディアより遅く、
内容について絶対的な信頼があるとは限りませんが、
世界中のデータのとりまとめ・精査を考えると
一つのデータ、方向性の指針になるのかなと
考えます。
今日は、新型コロナウイルスとインフルエンザの
違いについて、以下のレポート内にQ&Aで
まとまめてありましたので、和訳してみました。
(意訳があります。ご了承ください。)
レポート原本はこちらです ↓ ↓
Coronavirus disease 2019 (COVID-19) Situation Report – 46
いずれも呼吸器系疾患を起こす。
症状は無症状、軽度、重症、致死的なものなど
様々である。
接触、飛沫、および媒介物感染するため、
感染予防として手指の消毒や咳エチケット
(咳をするときは口を肘にあてる、
ティッシュでおさえすぐに捨てる)などの
対策をとることが重要である。
感染の速度が違いの大きなポイント。
インフルエンザの方が、潜伏期間
(感染から症状が現れるまでの時間)の中央値や
二次感染までの時間(次の人に感染する時間)が短い。
新型コロナウイルスの二次感染までの時間は5〜6日、
インフルエンザは3日と推定されている。
これはインフルエンザの方が速く広まることを意味する。
インフルエンザは、主に、感染から最初の3〜5日、
症状が現れる前の無症状の時期に感染する。
新型コロナウイルスについて、
発症の24〜48時間前にウイルス排出可能な人がいることが
わかっているが、現時点では感染の主たる要因にはみえない。
1人の感染者から発生した二次感染の数は、
新型コロナウイルスが2人から2.5人の間で
インフルエンザより多い。
ただし、どちらも環境や時期が特定されているので、
直接比較するのは難しい。
インフルエンザにおいて、子供は地域内感染の主な要因である。
新型コロナウイルスについては、
初期のデータによると子供は大人よりも感染しにくく、
0〜19歳の臨床罹患率は低い。
中国の世帯内感染に関する研究の予備データから、
子供から大人への感染というより、
大人から子供に感染しているように思われる。
どちらも症状は似ているものの、
重度の症状のグループが異なる。
新型コロナウイルスは、
感染者の80%が無症状あるいは軽症、
15%が重症で酸素吸入が必要、
5%が重篤で人工呼吸器を必要とする。
重症、重篤グループの割合はインフルエンザより高い。
インフルエンザについて、重症化リスクの高いのは
子供、妊婦、高齢者、基礎疾患のある人、免疫低下している人。
新型コロナウイルスについては、
現状では、高齢、基礎疾患は重症化リスクを
高めると理解している。
新型コロナウイルスの死亡率はインフルエンザ、
特に季節性インフルエンザより高い。
新型コロナウイルスの致死率が精査には時間がかかるが、
これまでの粗死亡率(報告された死亡数を
報告された症例数で割ったもの)は3%から4%の間で、
感染死亡率(報告された死亡者を感染数で割ったもの)は
それより低くなると思われる。
通常、季節性インフルエンザの死亡率は0.1%未満。
ただし死亡率は医療へのアクセスや質によって大きく変わる。
新型コロナウイルスについて、
中国で多くの治療薬の臨床試験が実施され、
20以上のワクチンが開発中であるが、
現在、新型コロナウイルスに対して認可された
ワクチンや治療薬はない。
インフルエンザには抗ウイルス薬、ワクチンがある。
インフルエンザワクチンは新型コロナウイルスには
効果がないが、インフルエンザ予防として
毎年予防接種を受けることを強く推奨する。
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