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こんにちは。橋本です。
 
新型コロナウイルス関連ででてきた
多くの方にとって耳慣れない、
「オーバーシュート」という言葉について、
英語での意味を説明したいと思います。
 
*新型コロナ対策での「オーバーシュート」
「感染者数の予想値を超える
爆発的な感染拡大、患者の急増」
という意味で使われています。
 
「オーバーシュート」はovershootで、
over(超えてという意味)
shoot(弾を放つ、撃つという意味)が
組み合わさってできている動詞です。
元来、「(目標を)通り越す」
「(飛行機等が着陸地点を)行き過ぎる」
ことを意味します。
 
shootは、そもそも「銃などで弾を打つ」
ことです。
そのイメージで、スポーツでは
ゴールに向かってボールを投げる「シュート」
になるわけです。
 
いずれにせよ、狙いを定めており、
弾やボールがすーっと飛んでいくイメージです。
overは、上方にという意味ですが、
あるものを覆いかぶさる感じです。
 
なので、overshootとなると
「狙い定めていたもの=目標となるものを
超えて飛んでいく」
だとか、
「着陸地点=目標を行き過ぎる」
という意味になるのです。
 
データ分析のグラフにあてはめると
shootの狙いが予測値であり、
折れ線グラフの軌道が
予想値から大きく外れる(over)
イメージなのだと思います。
 
なので、新型コロナ対策の説明では、
「オーバーシュート」
医療的対処能力の上限を超える
爆発的な感染拡大、患者の急増
を意味しているのです。
ただ、これまで説明してきたように、
overshootの言葉自身に、
爆発的に増えることという意味はありません。
 
実際、欧米メディアの記事で、
日本のコロナ対策の話題以外で、
overshootという言葉をほとんどみかけません。
 
急増
sudden spike, surge
suddenly increase
 
爆発的な感染拡大
explosive spread
explosion in cases
explosive growth in cases
などの言葉を使っています。
(他にも表現があると思います)
 
オーバーシュートが「爆発的な急増」
となるのは、あくまでも、
新型コロナウイルスのピークを抑える
ことの意義を説明する文脈だからという
ことになります。
 
ちなみに、証券業界では、
相場がチャートポイントを
飛び越えるような形で、
急激に行き過ぎた動きをすることを
「オーバーシュート」と言います。
 
むしろ、証券業界の方が、
馴染みがある言葉かもしれませんね。
 


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