こんにちは。橋本です。
実は、日本語で「ケースバイケース」というとき、
2つの意味があります。
1 . 原則にとらわれず、一件ごとの事情に応じて
例: 「私たちはケースバイケースでクレームに対応する」
2. 場合による
1のような個別の事案、問題というニュアンスではなく、
その時と場合に応じて
例:「 いつも何時に会社から出るの?」「ケースバイケースだよ」
英語では、1と2では使う言葉が異なります。
1の場合、
「私たちはケースバイケースでクレームに対応する」を
We deal with complaints case by case.
とするのは誤りです。
(「〜に対応する」deal with —)
間違っているところは、case by case
英語ではcase by caseのままで、
副詞のようには使えません。
英語で使うときは、
on a case-by-case basis
というフレーズにします。
basis は基礎、基盤という意味です。
日本語で「〜ベースで」というとき、
on a — basisという表現になることが
多いです。
例えば、「商業ベースで」だと
on a commercial basis
となります。
「個別で、個々人で」は、
on an individual basis
なので、
「ケースバイケースで苦情に対応する」では、
We deal with complaints on a case-by-case basis.
となります。
2の「場合による」という場合は、
case by caseはもとより、
on a case-by-case basis も使いません。
「場合による」という意味では。
ネイティブはIt depends. を使います。
前述の会話は、
A: When do you leave the office?
「 いつも何時に会社から出るの?」
B: It depends.
「ケースバイケースだよ」
となります。
会社を出る時間は、
on a case-by-case basisで考えるほどの
事案ではないので、違和感があると思います。
ケースバイケース (case by case)は、
英語にある言葉であり和製英語ではありませんが、
使う意味、場面によって、
英語表現が変わりますので、
注意しましょう!
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