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こんにちは。橋本です。

「先生のアドバイスがすごく印象に残っていて、
ちょっとくじけそうだったんですけど
ひるまずになんとか答えました!」

先日、英検1級合格を勝ち取った同僚から
こんなうれしい言葉をもらいました。

試験の数日前、
「出題トピックが広範囲で
全てを準備できないし、もうどうしていいか・・・」

「スピーチ後の質疑応答は何を聞かれるか不安で・・・」
という話を聞いていました。

英検1級二次試験の主な流れは以下の通りです。

0 自由会話
自己紹介から軽く会話
*ここは採点されません

1 スピーチ
与えられた5つのトピックの中から1つ選び、スピーチを行う(2分間)

2 質疑応答
スピーチの内容やトピックに関連した質問に答える

英検の公式サイトはこちら ↓ ↓ ↓
https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_1/detail.html

 

彼女の不安はスピーチは練習すればなんとかできるのだが、
質疑応答では想定外の質問がきたら答えられないと思うというものでした。

私が話したアドバイスは、

1 事前勉強で、自分のとるポジションを決めておく

2   賛成・反対のポジションを決めたら、
 どんなツッコミをされても、ポジションを崩さず自分の意見を主張する

彼女は2のアドバイスを思い出して、少々イジワルなつっこみに対し、
自分の意見を変えずに、できるだけ反論したそうです。
その結果、interaction の評価がとてもよかったんではないかと。

ただし、自分の意見を論拠ももって主張し続けるには、
1の自分の立ち位置を決める準備は必ずしなければなりません。

そのときに絶対に役に立つのがこの本2冊です。
逆に、この2冊を網羅すれば合格できます!!

ただ、書店では在庫切れのことが多いです。
私が受験した時にはすぐに手元に欲しかったので、
わざわざ書店に出向いたにもかかわらず在庫がなく、
結局、アマゾンで購入しました。
*英検1級受験者のマーケットは小さいことが
よくわかります(笑)

もちろん、書店で取り寄せてもらえばよいのですが、
2度手間になってしまうので
最初からネットで購入するのをおすすめしています。

英検1級 面接大特訓 (日本語) 単行本(ソフトカバー) 
植田 一三 著

14日でできる! 英検1級 二次試験・面接
完全予想問題

(旺文社英検書)

特に、旺文社の面接DVDは絶対に見ておいた方がいいです。

映像のモデル受験者はパーフェクトな受け答えで、
ここまで完璧である必要はありませんが、
どのくらいのスピードでどの程度話せればよいかの
目安がわかりますので、見ることをおすすめします!!

あと、いずれの本にも音声CDがついていますので、
音声のシャドーイングやリピーティング
をするのがおすすめです。

その場で思いつく単語は、口にできる単語でなくてはいけません。
頭での理解だけでなく、口からついて出るようにするのに
もっとも手軽なトレーニングがシャドーイングやリピーティングです。
また、評価項目に発音やイントネーションがあるので
そちらの対策にもなります。

いかがでしたでしょうか?

あとは、実践練習できればパーフェクトです。

人事を尽くして天命を待つ・・・
本番までベストを尽くして準備してくださいね!


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こんにちは。橋本です。

 

「 aとかtheとか全然理解できない・・・」
「もうa とかつけなくていいですか?」

 

英語学習者の嘆きの声。

 

この a や theの問題は、初期の段階でぶつかります。

あまりによくわからないので、
英語自体がいやになっちゃうんですね。
そして英語の勉強のやる気が失せる・・・

 

それではもったいないです!!

 

a や theの問題は理解するには相当時間がかかります!

いや、完全に理解するのは不可能に近いです。
「日本語に aとかtheに相当するものがない」から。

 

まず、みなさんに理解していただきたいです。

 

もともとある言葉であれば、置き替えるだけで
あまり苦労しないのですが、

 

a, theは、日本語にはない概念をなんとなくでも
感じとるところから始めなければなりません。

 

完璧に理解するとか、使いこなすということを目指さずに、
a, theのだいたいのイメージをつかことに意識を向けてください。

よくわからなくても、前に進みます。

 

旅行や会話の場面で、なんとか意思を伝えたいと思うとき、
そんな時はa,the問題は気にしている暇はありません。

この時は気にしなくてもOKです!

 

ただ、かといってa, the は無視していいかというと
「なし」にはできないです。

ネイティブスピーカー、英語話者は意味に合わせて
使う・使わないを選択しています。

 

また、a とか theのない人って、
ネイティブが聞いていて、意味はわかるんだけど、
なんかききづらいという感じになります。

聞き手にストレスを与えてしまうんですね。

 

通じる英語を話したい、きちんと話したいという人には
避けては通れない道です。

 

使いながら、都度確認して修正していけばOKです。

(ただ、この確認・修正の部分が独学では
なかなかできないので信頼できる指導者がいると習得が速いです!)

 

なので、、、前置きが長くなりましたが、

冒頭の

「 aとかtheとか全然理解できない・・・」
「もうa とかつけなくていいですか?」に対しては、

「今すぐ完璧に習得しなくても大丈夫。
ただし、修正しつつ少しずつ習得していきましょう」

といつもお伝えしています。

 

 

a の持つ意味がイメージしやすいこの例をお話します。

 

まず、「昨晩、鶏肉を食べた」を英語にしてみましょう!
どちらが正しいでしょうか?

 

(1)  I ate a chicken yesterday.

(2)  I ate chicken yesterday.

 

 

(1)(2)の2つの文の違いはchicken に
aをつけるか、つけないかの違いです。

 

どちらにしましたかーーーー?

 

まず、、文法的にはどちらも正しいです。

 

でも、、意味が変わってきます。

 

なので、、聞いた人の反応も違います。

 

答えは、、、

 

chicken は 精肉された鶏肉、
a chicken  は  ニワトリ一羽
を表します。

 

通常、チキン、鶏肉を食べたというときは、
精肉された、決まった形のないものを食べるので
I ate chicken yesterday. とします。

不定冠詞 a はつけません!

 

一方、a をつけて、I ate a chicken. とすると、
ニワトリを丸ごと1羽食べたことになります。

 

これを聞いた人は、
「一人でそんなに食べたの?!」と驚愕します(笑)

 

ともすると、ニワトリを1羽しめて食べた
というおぞましい印象にもなります(笑)

 

a がつくことで、その名詞が
「まるごと1個ある」というイメージになります。

 

なので、無冠詞のchicken決まった形がないもの
aをつけて、a chickenとすると、
ニワトリ1羽を意味するわけです。

 

鶏肉に限らず、肉を食べるという時は、
a をつけません。

 

普段私たちが口にする肉は
精肉されて形状がさまざまで
数えることができないからです。
肉全般を表すmeatも、牛肉beefも、
豚肉porkも不可算名詞です。

 

その証拠に肉は個数ではなく、
グラム等の重さの単位で
量り売りをしますね!

 

ちなみに、lambもaのまるごと問題があります。
子羊も、ラム肉もlambなので
注意が必要です。

 

今日のまとめです。

– a は数えられる名詞につけるが、
a をつけることでその名詞まるごと1個を表す。

 

– 名詞にa をつけないで、単数で使うときは
形が一つに定まらない形状のものを指す。

 

a の問題は、名詞が数えられるか、数えられないかの
問題が根本にありますので、また別の記事にて
このお話をしたいと思います。

 

今日のニワトリの話は、
マークピーターセン著「日本人の英語」を参考にしています。

1988年発行ですが、もうバイブル的な本。
日本人の英語に対する誤解を
わかりやすく解説していておすすめです!

 

関連記事こちらもどうぞ ↓ ↓ ↓

the の発音 ザ?ジ?それとも・・・

 

 

 


 

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