EMPOWER

こんにちは。橋本です。
 
今日は、staff(スタッフ)という言葉について
お話したいと思います。
 
「スタッフ」は、
その業務をする担当者、職員の意味であり、
英単語 staffも意味は同じですが、
日本語にはない、集合名詞という
カテゴリーに入るので、
話したり、書いたりするときには注意が必要です。
 
staffは担当者個人を意味せず、組織全体を指します。
(crewも集合名詞で同じ考え方です。)
 
陥りがちな誤りは、スタッフ1名という意味で
a staff としてしまうこと。
 
「私はスタッフだ」を
I am a staff. とするのは誤りです。
 
複数にならないので、
「その会社は50名のスタッフがいる」を
The company has 50 staffs.とするのも誤りです。
 
一人のスタッフと言うときは、
a staff member  あるいは、
a member of the staff
と言います。
 
50人のスタッフ
というときには、
fifty staff members あるいは、
a staff of fifty
と言います。
 
したがって、
「私はその組織のスタッフだ」
↓ ↓ ↓
I am a staff member of the organization.
 
「その会社にはスタッフが50名いる」
↓ ↓ ↓
The company has a staff of 50.
 
となります。
 
familyの使い方に似てます。
関連記事

「4人家族」を英語で言えますか?


 
もう一つ、英語には、
ネイティブは頻繁に使う
stuff という単語があることに注意しましょう。
 
日本語では「ア」の音は一つしかないので、
stuff、staff いずれもカタカナにすると「スタッフ」になり、
多くの人が聞き分けに苦労しています。
 
stuffは、漠然とした物、事を表します。
 
こんな感じで使います。
 
Don’t touch my stuff on the table.
(テーブルの私のものを触らないで)
 
Can I lease my stuff here?
(私の荷物をここに置いていいですか?)
 
What is the blue staff?
(あの青いのは何ですか?)
 
staffとは使う場面が違うので、
違いがあることを覚えてさえいれば
混乱することは少なくなるかと思います!
 


 
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こんにちは。橋本です。
 
「部長からまだゴーサインがなくて、
出張手配が進めらなくて・・・」
 
「昨日、新規プロジェクトのゴーサインが出た。」
 
物事の進行の「許可」を表す指示を表す
「ゴーサイン」は、ビジネスの会話でよく使われます。
 
ところが、ネイティブスピーカーは、上記の意味で
ゴーサイン(go sign) という言葉を使いません。
(goと書いた標識や看板をさすことはあります)
 
英語の「ゴーサインを出す」にあたるフレーズは、
“Give the go-ahead” です。
 
go-aheadは名詞ですが、動詞の go ahead が元になっています。
 
aheadは「前へ」「前に」という意味。
go aheadは、文字通り「前に進む」という意味ですが、
様々な場面で使われます。
 
人を先に行かせる時に、Go ahead. 「お先にどうぞ」
After you. と同義です。
 
行動を促すとき、先に進めてほしいとき、
Go ahead. (さあ、やってください)
 
許可を求められたとき
Can I use this chair?   「この椅子使ってもいいですか?」
– Sure. Go ahead. 「どうぞ。」
 
the go-aheadとはgo aheadの言葉(許可)というイメージですね。
 
“My boss gave me the go-ahead to start the next project.” 
(上司から次のプロジェクト開始の許可をもらった。)
 
“I got the go-ahead last night.”
(昨晩許可をもらった)
 
the go- ahead の代わりにthe green lightも使われます。
 
the green light は青信号という意味ですが、
信号が青になったら、前に進みますから、

give the green light にも、やはり「前に進む」という意味が

根底にあります。
 
*青信号は blue lightと言いません。
英語では実際の色でgreen lightと言っています。
 
ゴーサインとは、前に進むこと。
英語では the go-ahead, the green light ということに
なるのです!
 


 
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こんにちは。橋本です。
 
新型コロナウイルス関連ででてきた
多くの方にとって耳慣れない、
「オーバーシュート」という言葉について、
英語での意味を説明したいと思います。
 
*新型コロナ対策での「オーバーシュート」
「感染者数の予想値を超える
爆発的な感染拡大、患者の急増」
という意味で使われています。
 
「オーバーシュート」はovershootで、
over(超えてという意味)
shoot(弾を放つ、撃つという意味)が
組み合わさってできている動詞です。
元来、「(目標を)通り越す」
「(飛行機等が着陸地点を)行き過ぎる」
ことを意味します。
 
shootは、そもそも「銃などで弾を打つ」
ことです。
そのイメージで、スポーツでは
ゴールに向かってボールを投げる「シュート」
になるわけです。
 
いずれにせよ、狙いを定めており、
弾やボールがすーっと飛んでいくイメージです。
overは、上方にという意味ですが、
あるものを覆いかぶさる感じです。
 
なので、overshootとなると
「狙い定めていたもの=目標となるものを
超えて飛んでいく」
だとか、
「着陸地点=目標を行き過ぎる」
という意味になるのです。
 
データ分析のグラフにあてはめると
shootの狙いが予測値であり、
折れ線グラフの軌道が
予想値から大きく外れる(over)
イメージなのだと思います。
 
なので、新型コロナ対策の説明では、
「オーバーシュート」
医療的対処能力の上限を超える
爆発的な感染拡大、患者の急増
を意味しているのです。
ただ、これまで説明してきたように、
overshootの言葉自身に、
爆発的に増えることという意味はありません。
 
実際、欧米メディアの記事で、
日本のコロナ対策の話題以外で、
overshootという言葉をほとんどみかけません。
 
急増
sudden spike, surge
suddenly increase
 
爆発的な感染拡大
explosive spread
explosion in cases
explosive growth in cases
などの言葉を使っています。
(他にも表現があると思います)
 
オーバーシュートが「爆発的な急増」
となるのは、あくまでも、
新型コロナウイルスのピークを抑える
ことの意義を説明する文脈だからという
ことになります。
 
ちなみに、証券業界では、
相場がチャートポイントを
飛び越えるような形で、
急激に行き過ぎた動きをすることを
「オーバーシュート」と言います。
 
むしろ、証券業界の方が、
馴染みがある言葉かもしれませんね。
 


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こんにちは。橋本です。
 
「バズる」
短期間に爆発的に話題になること。
特にインターネットで
多くの人に拡散されることをさします。
 
buzzword
技術的な専門用語やそれを真似た言葉で、
メディア等で頻繁に使われるものを指します。
 
social distancing は、2020年3月のbuzzwordの一つです。

social distancingとは?ー 新型コロナに関するトレンドワード


 
最初の部分の「buzzバズ」が
「急速に話題になる」の意味で
解釈されていると推測します。
 
英語に buzz という単語がありますが、
「流行る」という意味はありません。
 
buzzは、ハチが「ブンブン飛ぶ、動きまわる」
機械などが「ブンブンいう」ことを指します。
 
そこから、意味が広がって、
「忙しく動きまわる」
「ガヤガヤ言う、噂する」「噂話」
という意味にも使われます。
 
なので、This blog post buzzed. では
「このブログ記事がバズった」には
ならないのです。
 
『バズる』に最も近い表現は、
go viral(ヴァイラル)です。
 
viral は、virus(ヴァイラス)の形容詞で、
go viralで、
「ウイルスのように拡散する、話題になる」
という意味になります。
 
関連記事:ウイルスの英語について書いています

ウィルス、ワクチンは通じない!?


 
日々登場するさまざまな話題、
良い内容にも、悪い内容にも使われます。
 
My blog post went viral.
(私のブログ記事がバズった(大きな注目を集めた))
 
viral tweet 
拡散されたツイート
 
viral を使わずとも、
「ブログ記事がバズった」は、
このように言ってもよいと思います。
My blog post suddenly become popular.
It was a successful blog post.
 
バズっている話題であれば、
trending topic
hot topic
もよいと思います。
 


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