EMPOWER

こんにちは。橋本です。
 
もうすぐゴールデンウィーク。
海外旅行をされる方も多いかと思います。
 
飛行機を降りて、最初に英語を話すのは
入国審査の時ですね。
 
入国審査で尋ねられることと、
その受け答えをまとめてみました。
 

1 パスポートの提示

”May I see your passport?”

(パスポートを見せてください)
 

“Passport and arrival card, please”

(パスポートと入国カードを出してください)
 
聞き取りのポイントはpassport(パスポート) です。
パスポートと入国カード(機内で書いておきましょう)は
手元に用意しておきます。
 
無言で差し出しても大丈夫ですが、
はい、どうぞという意味で、
以下のフレーズを言うと自然です。
“Here you are.”
“Here it is.”
“Here you go.”
 

2 滞在目的

“What is the purpose of your visit?”

(滞在目的は何ですか?)
 
聞き取りのポイントは、
purpose(パーポス)visit(ヴィジッ) です。
 
正直、慣れていないと聞きづらいかもれません。
わからなかったら、もう一度言ってもらいましょう。
 
“Excuse me?”
“I’m sorry?”
“Could you repeat it, please?”
 
入国審査官は、必要な情報を聞き取らなければならないので
言い直してくれるはずです。
 
下記の目的を簡潔に答えればOKです。
さらに質問された場合はそれに答えます。
 

・観光

以下のどれでもOKです。
“Tourism.” (トゥーリズム)
“Vacation.”(ヴァケイション)
“Pleasure.” (プレジャー)
“Sightseeing” (サイトスィーイン)
 

・友人・家族を訪ねる

“Visiting my friend/family.”
 
さらに、友人・家族の住んでいる場所、職業を
尋ねられることがあるので準備しておきましょう。
familyの代わりに、もう少し具体的な関係性を
答えてもいいです。
 
daughter, 息子 son, 従兄弟 cousin,
nephew, 姪 niece など
 

・海外出張/仕事の場合

“Business.”
 
“What kind of business? “と
尋ねられることがありますので、
簡潔に言える準備をしておきましょう。
海外出張の場合は、短期滞在でビザなしで入国する場合、
“work” を使わない方がいいです。
「就労」と思われると少しやっかいなので、
会議への出席とすると無難です。
 
I’m attending a conference in Boston for three days.
(ボストンでの3日間の会議に出席します)
 
・乗り継ぎ(別の国に行くための一時入国)
“Transit.”
どこに行くのかと聞かれたら、
“I’m going/flying  to 「目的地名」.” 
と言います。
 

3 滞在期間

“How long do you plan to stay/be in the US?”

“How long will you be staying in the country?”

“How long do you intend to stay?”

上記のいずれも滞在期間を尋ねる質問です。
 
聞き取りのポイントは、how long(ハウローン)
stay (ステイ)です。
これらが聞こえたら、期間を答えてください。
 
For one week.(1週間)
For three days.(3日間)
For one month.(1ヶ月)
 

4 職業

職業の尋ね方はいろいろあります。
“What do you do for a living?”

“What is your profession?”

“What is your occupation?”

“What is your job?”

profession, occupation, job は、
いずれも職業・仕事という意味です。
 
答え方は、
I’m a 「職業名」. で答えます。
 
職業名:
doctor 医者/ sales manager 営業部長/
teacher 教師/engineer エンジニア/
designer 設計士/ systems engineer  SE,
介護士/ professional caregiver
など
 
*ガイドブックなどには、
Office worker 会社員 という例が
よく載っており、入国審査は通ります。
ただ、英語のコミュニケーションの観点からすると
範囲が広すぎて何をやっているのかわからないため
十分な回答とは言えません。
 
あるいは、
I work in「業界」「部署」「会社の種類」.
で答えます。
 
例えば、
I work in IT.
(IT業界で働いています)
 
I work in a sales department.
(営業部で働いています)
 
I work in a manufacturing company.
(メーカーで働いています)
関連記事

What do you do?は仕事をたずねられている

5 滞在先

“Where are you staying?”
聞き取りのポイントは、
where(ウエァ)stay(ステイ)です。
 
“Pacific Hotel in Los Angeles.”
(ロサンゼルスのパシフィックホテルです)
ホテルであれば、ホテル名を答えます。
 
“I’m staying with my friend in Chicago.”
(シカゴの友人の家に泊まります。)
 
“What is the address of your hotel?”
“What is  your friend’s address?”
住所を尋ねられる場合もありますので、
住所を控えておくといいです。
 

6 顔写真撮影と指紋の読み取り

アメリカなどの一部の国では、
顔写真撮影と指紋の読み取りがあります。
 
入国審査官が写真を撮るとき、
「カメラの方を見てください」という指示で、
 

“Please look into the camera.”

“Please turn to the camera.”

“Please face the camera.” など

と言います。
 
camera(カメラ)を指差しながら
言うのでわかると思います。
 
次に、指紋を読み取るときは、
まず親指から採りますので、

“Please place/put your thumb on the fingerprint reader.”

などと言います。
 
聞き取りのポイントはthumb(サム)です。
親指を立てる仕草をするので、
わかると思います。
 
“Four fingers, please.” と言われたら、
次に、残りの4本を読み取り機にのせます。
 
同様に、左手も親指と4本の指に分けて
読み取ります。
 
入国審査官が全ての確認を終えたら、
パスポートを返してくれるので、
“Thank you!”  と言って通過します。
 
入国審査で最も聞かれる6つの質問と指示、
その応答は以上です。
 
国や入国審査官によっては、
これらの一部を尋ねたり、
何も聞かない場合もありますが、
「備えあれば憂いなし」
準備しておかれることをおすすめします!
 
 
米国に行かれる方はESTAもお忘れなく・・・
関連記事

アメリカへ行くときーESTA(エスタ)申請で気をつけること


 
◆海外旅行で必須のフレーズ30を厳選!
毎日1つずつご紹介します。
トラベル英語これだけ30
無料メールセミナー登録

「旅行までに時間がない」
30フレーズまとめて一気に見たい方はこちら↓↓
トラベル英語これだけ30 PDF


◆15分(3000円)体験レッスンはこちら
(1日1名様限定)

http://empower-1.com/weblesson

こんにちは。橋本です。
 
今夏からの海外駐在のために、
最近、レッスンを始められた方がいます。
 
英語の勉強は、学生時代の授業以来で、
ずいぶん離れておられるので、
習ったことを思い出すような感じで進めます。
 
先日、空港の入国審査時の会話を練習したのですが、
言われてもピンとこないと言われたフレーズが、
 
“What do you do? “
仕事を尋ねる質問です。
 
ちなみに発音も「ワダヤドゥ」という感じで、
スペル通りに発音されないので、
慣れていないと聞き取りも難しいです。
 
「この英文が『何をしているのか』の質問ということは
わかるが、フレーズの中にjob とか work とか、
仕事という言葉が入っていないので
聞いてすぐ仕事のことだとわかりにくい。」
とおっしゃっていました。
 
What do you do?を理解するポイントは、
その時制、現在時制にあります。
直訳すれば「普段何しているんですか」
という質問なのです。
 
現在時制は、名前は「現在」とついていますが
実は、表す時の範囲は、
過去、現在、未来にまたがっています。
 
もう少し具体的に言うと、
昨日も、今日も、明日も、
何かが起こらない限り、
繰り返し、習慣的に行うことや
変わらない事実に対して
現在時制を使います。
 
つまり、What do you do? とは、
その人が習慣的にやっていることを尋ねています。
大抵の人が習慣的にやることは、
その人の職業になりますので、
その人の仕事を尋ねる質問になるのです。
 
その答えの例としては、
I teach English. (英語を教えています。)
I design cars. (車の設計をしています。)
となります。
 
What do you do? の質問だからと言って、
必ずしも、I +一般動詞. という形で
答えなくても大丈夫です。
 
職業を表す名詞を使って、
I’m an engineer.  エンジニア
I’m a civil officer. 公務員
I’m a sales clerk.  販売員
I’m an architect. 建築家
などと答えればOKです。
 
学生や主婦で、仕事を持っていない場合でも、
I’m a homemaker. (主婦(夫))
housewifeより好まれて使われています。
I’m a student. (学生)などと
答えることができます。
 
What do you do?は、
空港での入国審査しかり、
新しい人に会って話をすると、
必ず尋ねられる質問なので、
答えも準備してスムーズに
答えたいですね。
 


◆海外旅行で必須のフレーズ30を厳選!
毎日1つずつご紹介します。
トラベル英語これだけ30
無料メールセミナー登録

「旅行までに時間がない」
30フレーズまとめて一気に見たい方はこちら↓↓
トラベル英語これだけ30 PDF


◆15分(3000円)体験レッスンはこちら
(1日1名様限定)

http://empower-1.com/weblesson